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ストロー通し(日常生活の練習)

ストロー通し(日常生活の練習)

準備するもの

カラーストロー

1.5㎝程度に切っておく(切るとき、飛び散りやすく、危険なので、透明なビニール袋などの中で切るとよい。または子どものいないところで準備する)

色画用紙またはキラキラ折り紙

写真のように、色画用紙は季節(春=花びらと緑の葉 秋=どんぐりと黄色い葉など)や興味にに合わせた形をあらかじめ切っておく。あらかじめ、真ん中あたりに目打ちや穴あけを使って、穴をあけておくが、子どもにあけさせたい場合は、黒い点をマジックでつけておく。この場合には、穴あけ台が必要(写真参照)。
キラキラ折り紙は写真のように、マス目に沿って切っておく。この素材は切れやすいので、穴はあらかじめ、あけておく。



ストロー通し素材 写真をクリックすると大きくなります。



縫いさしセット 写真をクリックすると大きくなります。

小皿:素材を何種類使うかにより、小皿の枚数は決まる。

キラキラ折り紙のように1種類の場合は、1枚にストロー、もう1枚に素材を入れておく。色画用紙のように2種類の形を使用する場合には、別々の小皿に入れるので、ストローと合わせて3枚必要。たくさん素材を用意し、好きなだけ、好きなように入れていく方法もあるが、写真の右端のように規則的に入れていく場合には、あらかじめ、数を数えていれておく(どんぐり5枚、葉っぱ5枚、間にストローを入れるので、ストローは9本)。

毛糸の綴じ針

太いものから細いものまでセットで売っている場合が多いので、年齢に応じて使用する。キラキラ折り紙を使用したい場合は、細いものを使う。

極細毛糸

玉のままだと、子どもが一人で扱いにくいので、写真のように、糸巻きに巻いておく(端を取り出す方に青いしるしなどをつけておく)または、ジャムなどの空き瓶の蓋に穴をあけ、そこから取り出せるようにしておく(大きい瓶なら玉のまま、小さい瓶なら、ビーズなどを芯にして巻き直す。いずれも穴をあけた部分に糸がひっかからないよう、きちんとやすりなどで始末し、糸と同じシールなどを目印に貼っておくと良い)などの工夫が必要。また、子どもが選べるように、複数の色を準備する。

針山

真ん中に目印をつけておく。マジックで丸を描くだけでも良い。

糸切りばさみ:普通のものでよいが、切れ味の良いもの。

以上が載るお盆

ゴミ箱(見える範囲においておく)

適応年齢

 2歳半~5歳前後(年齢や能力に合わせていろいろなやり方で準備できます。この状態で始めます)
  初級編:太い針に糸を通し、玉結びをしっかりと数回し、針山に刺しておく。小皿に1種類の素材5枚とストロー4本を数えてのせておく。この状態から始める。はさみは普通のはさみを使用してもよい。
  中級編:糸はあらかじめ、適当な長さに切っておく。太い針に糸を通すところから始める。針は針山に刺した状態の方が通しやすい。糸の端は大人の玉結びのやり方でなくても、できる方法で結ぶ。小皿に素材とストローを数えてのせておく。2種類か3種類の素材を使用する。
  上級編:自分で糸を必要な長さだけ出して切る。その際、机の端から端までとか、具体的な長さを示す。自分で必要なだけ、素材を数えて小皿にのせる。その間の数だけストローを数えて小皿にのせる。

提示

最初に必ず先の尖ったものの渡し方をやる(下記参照)
①針は危ないので、必ず針山の目印のところに戻すことを伝える
②素材を1枚とり、穴があいていることを示して、針にゆっくりと通す
③玉結びした最後のところまで素材を下げる。玉結びのところで留まることを示す。
④ストローをひとつとり、針にゆっくりと通し、同様に先ほどの素材のところまで下げる。
⑤同様に、素材、ストローと繰り返し、全部通し終わったら、なるべく針に近いところで、糸切りばさみを使って切る。
⑥すぐに針を針山に戻し、残っている糸くずをとり、ゴミ箱に捨てる。
⑦切った糸の端を結んでできあがり。

先のとがったものの渡し方

モンテッソーリ教育では、はさみ、押しピン、目打ち、針など、危険な道具を使いますが、最初に必ず危険であることを子どもに知らせます。またどのように受け渡しをすれば危なくないか、使い終わった時にどうすればよいか、ということを提示して見せます。心の教育ですので、心が育っていれば何も問題はありませんが、ご家庭で実践なさるときは、くれぐれもご注意下さい。またごきょうだいやお友達が勝手に触って怪我をすることがないように、管理してください。万一のことがありましても、「てんしのおうち」はいっさい責任を負いません。



1ストロー通しのれん 写真をクリックすると大きくなります。



ストロー通し 写真をクリックすると大きくなります。

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